焼香のやり方や焼香やお香の種類
2018年03月11日
焼香のやり方は基本には、右手の親指と人差し指そして中指を使って抹香をつまんで目の高さまで持ち上げて、指を擦りながら香炉の中に落としますが、1〜3回行います。焼香は立礼、座礼そして回しと3種類ありますが、式場の規模などによってやり方が異なります。
立礼は椅子席の式場で行われることが多く、座礼では畳が敷いてある式場で行われることが多いです。回しとは、会場が狭い場所で行われ、自分が香炉に行くのではなく、香炉を参列した人たちに回していき受け取ったら自分の前に置いて終わったら隣の人に渡します。
お香にも種類があります。線香は細かくした材料を練り合わせてから棒状にしています。家庭で一番使われている線香で匂い線香や杉線香が一般的です。匂い線香は椨の木の樹皮を粉にして香木の粉末や香料、炭の粉などが寝て作られていて、煙が少なく良い香りが漂うため家や寺などの屋内で使われます。
杉線香は杉の葉を粉にして作りますが、大量の煙がでるため、墓地など屋外で使われることが多いです。焼香は沈香や白檀など5種類が基本となり、香木を砕いて混ぜて作ります。お通夜や葬儀で使われて直接火種にくべて使います。
抹香は邪気を払うといわれている樒の樹皮や葉、栴檀などを乾燥させて砕いたものを使います。直接火にくべて使われ、仏壇や仏塔などに振りかけてたり、時香盤などにも使われていました。塗香は修行僧が身体に塗って邪気を払って、浄めるときに使う粉末のお香ですが、直接身体に塗り込んだり、自分の唾液を加えて塗りやすくしたり、清らかな水と混ぜて使う練香として使われることもあります。最近は塗香の成分を含んだハンドクリームも販売しています。